【訪問記】
本日のリュウくんのトレーニングは終了。
ケージに戻ったリュウくんと鹿お母さんです。

が、そこに目をつけたのがオトメちゃん。

ケージの影で何やら不穏な行動をするオトメちゃん。
あ、大量にまた綿を取り出しちゃいました。

これ、食べられないかなー、とチェック中です。

とりあえず、誰にもじゃまされないところに避難。

そして、食べられるかどうかを調べています(笑)。
そのまま食べちゃうといけないので、
ここで飼育員さんが急いで綿を取り上げに向かいました。
で、飼育員さんに気づいたオトメちゃん。
ちょっと手が止まってこちらを見ています。

じつはケージ手前で飼育員さんがサルペレットで、
オトメちゃんの気をひいています(作戦に引っかかっています)。
綿をまんまと取り上げられて、いじけて怒るオトメちゃん。

なんで私の大事なものを取るのよー。
ちょっと返してよ!!

そんなやり取りをしていたら、
ゴロンは、飼育員さんがオトメちゃんをいじめていると思ったらしく、
子ザルをいじめるな、と飼育員さんをもしかりに来ました。

こらー、いじめるなー(ピンぼけです、すいません)
ゴロンの公平な態度が、ここにも現れました(笑)。
(2010年6月20日 市川市動植物園)




またまたゴロンの頼もしいところにぐっときました!
飼育員さんにとっては、「誤解!誤解!」と言いたいところ
でしょうが、そこはさすがにゴロンにはわかりませんね(笑)。
さすが市川市動植物園のサル山のボスですね。
ボスの役割は、どこのサル山でもそういうものなのでしょうか?
本当に立派です。相手が飼育員さんでも、子どもを守るために
叱るのですね。すごい血相ですものね。
それにしても、オトメちゃんのいじけた様子、飼育員さんに
ねだる姿は、可愛くていじらしくてたまりません。
>マリゾウさま
ゴロンの責任感は、本当にすばらしいです。
ちなみに現在の研究では、
ニホンザルの群れにはボスザルという立場のサルはいない、
というのが通例なんだそうです。
組織内でボスという役割はしていないということでしょうか。
ニホンザルの場合、群れの中で、
自分は誰々より立場が優位か否か、という関係で成り立っていて、
個々のサル間で、たとえばオトメちゃんとリュウくんでは、
オトメちゃんのほうが立場が上、という感じで、
ゴロンは、その頂点、ナンバーワンというのが正しいようです。
でもゴロンは、
あきらかに組織を安定的に保つための仕事をしています。
弱きを助け強きをくじく、
そしてただただ威張っているわけではない、
やみくもに力を誇示することはしない、
組織の秩序をみだすものには公平に怒る、
などなどどれをとってもボス的行為ですよね。
他のサル山では、
ナンバーワンという存在は必ずいると思いますが、
ゴロンのような立派なサルは実際にいるのかどうか、
ちょっとわかりません。