カレンダー

2017年8月
« 6月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

オトメちゃんが本に!!

■当ブログが本になりました■

料理の原点!?

【訪問記】

キャベツは、こうして食べるとおいしいのだ!!

キャベツをモミモミ



やわらかくなーれ



どんな感じかなぁ



もうちょっとかな



そろそろいいかなー



やっぱりキャベツはやわらかめ~



でしょ?


料理というものは、何かの方法で食材が変化し、
それが自分の好みの味や食感になることを発見することから、
なんとなく調理法が偶然にあみだされ、
それが意外においしかったりすると、もうやみつきとなり、
習慣化するんじゃないかと思いました。

もともとは個々の習慣だったものも、
それを他人が見よう見まねでまねすることによって伝承され、
気がつけばみんなで同じ調理をしはじめ、
やがてそれが、その集団の中で文化になるんじゃないかと、
そんな気がしました。

それにしてもこのおサルさんは、
調理するのにかっこうの場所をしっかりと把握しています。

やわらか~い



いっぽうオトメちゃんは、

私はじかにつまみ食いが好きよ


あらあらお行儀が悪いこと(笑)。

(2010年2月7日 市川市動植物園)

この投稿にタグはありません。

文化の継承!?

【訪問記】
以前に紹介したサルペレット大好きおサルさんです。
このオトナのサルは、ホオ袋いっぱいにサルペレットをためて、
あらかた集めるとサル山の中腹を陣取り、
誰にも邪魔されないようにひとりおもむろにホオ袋のペレットを出し、
自分の前にすべてを並べます。

ホオ袋のペレットを全部出して並べているところ


(以前の記事→サルペレットの魅力 )
これをやるのはこのオトナのサルだけなんですが、並べては食べ(口に入れ)、
そして出してまた並べる、という行為を数回繰り返します。

最初は、出したものを落ち着いてゆっくりと食べているんだなと、
その程度に思っていたんですが、一度全部食べ終わったはずなのに、
気がつけばまた自分の目の前にサルペレットを並べていたんです。
「あれれ、またあんなにサルペレットをもらってきたの?」と思ってみていたんですが、
じつはそうではなく、出したり、食べたりを繰り返していたんです。

やわらかくしているのか、それともなごり惜しくてなかなか食べられないのか、
その真相は薮の中、いやサル山の中ですが・・・・・・。

そんなおサルさんに、私は近ごろ注目をしていたのです。
次の写真は1月3日の彼(オスだと思います)なのですが、
やっぱり中腹で並べていました。

いつものようにペレットを楽しむおサルさん


ちょっと向こうに子ザルがいるのに注目してください。
じつはこの子も、私と同様に、
このオトナのサルの行為から目が離せなくなっているようなのです。

次の写真は、1月9日の彼です。
見てください、いつものように並べている彼と、目の前に子ザルです。

じーっと見入る赤ちゃんサル


最初は、この子ザルをうっとうしがって追い払っていたのですが、
もうすっかりあきらめ、例によって、また出したり、食べたりです。

子ザルを無視して没頭するオトナザル



自分の興味を持った対象には、とことん興味を持つ子ザルさん。
子ザルさんもいつか、ホオ袋にためたサルペレットを並べたり、
そして食べたりするのかもしれません。

たぶんこれが文化の継承なのかもなぁと思った一幕でした。

そして子ザルのポーズが2回とも同じなのがかわいいです。
この子の興味津々ポーズがこの体制なのかもしれません。

(2010年1月9日 市川市動植物園)

この投稿にタグはありません。

教育係は1歳児

【訪問記】

サル山での食事タイムは、
その日の飼育員さんによって食べ物の配る順番が違います。
今日の飼育員さんは、野菜などを先に配ってから、
そのあとにみんな大好き「サルペレット」を配ります。

そして、サルペレットをサル山全体にまんべんなくまいたあと、
最後にバケツのそこに残ったペレットの粉を1ヵ所にぽんぽんと置いていきます。

飼育員さんがサルペレットの粉を最後に置いていきます

飼育員さんがサルペレットの粉を最後に置いていきます



足もとの茶色いのがサルペレットの粉です

足もとの茶色いのがサルペレットの粉です



この粉は、前にも報告いたしましたが、
ボスのゴロンがまず食べるという暗黙のルールがサル山にはあります。

ゴロン以外のサルたちは粉には近づきません

ゴロン以外のサルたちは粉には近づきません



ところが今回、ゴロンがちょっと離れたところにいたため、
なかなか粉のところにゴロンが来ません。

それを赤ちゃんサルが見つけてしまいました

それを赤ちゃんサルが見つけてしまいました



赤ちゃんが、このご馳走を見つけてしまったのですが、
それをゴロンが知ったらおおごとになります。

そこに、やはり粉をなめにゴロンがやってきました

そこに、やはり粉をなめにゴロンがやってきました



このときばかりはボスの威厳と、社会のルールを、
相手が赤ちゃんであろうと誰であろうと、容赦なく見せつけるゴロンです。

大人相手のような手出しこそはしませんが、でも本気で威嚇しました

大人相手のような手出しこそはしませんが、でも本気で威嚇しました


あとずさりをして、たじろぐ赤ちゃん。

ゆっくりと粉をなめはじめるゴロン

ゆっくりと粉をなめはじめるゴロン



赤ちゃんは、何がおきたのか、怒られたこともわからず、

また粉に寄っていく赤ちゃん

また粉に寄っていく赤ちゃん



ここで、すぐ横にマルコちゃんが来たのに注目してください!!
マルコちゃんは、粉に最初に赤ちゃんが寄っていったこと、
そしてゴロンに怒られていたのも、すべて見ていたのです。

そこで次の瞬間にマルコちゃんが取った行動がこれです!!

なんと、寸前で赤ちゃんを引きとめたのです

なんと、寸前で赤ちゃんを引きとめたのです



これには私も本当に驚きました。
マルコちゃん、何度も何度も必死で赤ちゃんを取り抑えているんです。
1歳児の彼女たちの子守は、ここまでやれてしまうのです。
なんだかそのけなげなマルコちゃんには、本当に心が打たれました。

ゴロンが満足して立ち去ったあと、
マルコちゃんは赤ちゃんを抑えている手をゆるめ、
ふたりで粉の場所に寄り添いました。

もう平気だよと、赤ちゃんに粉をなめさせるマルコちゃん

もう平気だよと、赤ちゃんに粉をなめさせるマルコちゃん



赤ちゃんは、ゴロンの行動、マルコちゃんの行動を、今は理解できていないかもしれません。
しかし、確実に何かを学んでいる気がします。

ありがとうとでも言ってるのでしょうか

ありがとうとでも言ってるのでしょうか



ありがとうのあと、ふたりはとても仲よくなりました。

そして、いっしょに粉をなめました

そして、いっしょに粉をなめました



このエピソードは、私にとって、かなりのカルチャーショックでした。
人もサルも、
個であることも大事ですが、社会の一員であることも忘れてはならないのではないでしょうか。
現在の日本の社会のように、個が自分勝手に個であることを主張し、
そして社会の一員であることを無視しているその先には、秩序のない社会しかこないような気がします。
人間が動物から教わることは、これからも無限にあるような気がしました。

(2009年8月15日 市川市動植物園)

タグ: マルコちゃん

攻防のあとに

【訪問記】
リュウくん、テツくん、ウメちゃんのにらめっこは、
ゴロンのひと声で終了。
その後は平和に食事タイムとなり、
テツくん、ウメちゃんは、おとなしく食事中です。

手前のニンジンとキャベツを持っているのがテツくん

と、そのとき、

テツくんが前方に何かを見つけたようです

テツくんの視線の先にあるものとは……

なんだったんでしょうか!?

そう、その視線の先には、

なんとリュウくん!!

リュウくんを発見したテツくんはリュウくんのうしろから、

あっさりとバックを取りました!!

レスリングでいうところのポイントです。

うわ、ふいうちかよ~

技ありのテツくん(笑)

やめろー、ずるいぞ、おまえー

ふいうちを食らったリュウくんも必死に抜け出そうとします。

にゃろめー、負けないぞ!!

どうだ、まいったか!!

ずるいぞー、まいるかー

という攻防戦でした。
ニホンザルは、互いの力の優劣を、
こんなふうにレスリングのようにバックを取り合います。
バックを取ったほうが力が上、ということになります。

まぁまだ勝負は始まったばかりで、
これで決着がついたわけではないと思いますが、
同級生といえども、こうやって力の優劣を少しずつ誇示し合うんですねー。

(2010年4月11日 市川市動植物園)

タグ: テツくん, リュウくん

掟と学習

【訪問記】

サル山ではご存じのとおり、
リーダーであるゴロンはみんなに尊重されています。
飼育員さんもゴロンには敬意を表し、
まっ先にサルペレットを手渡しです。


またいつものように、サルペレットの粉は一番がゴロン。

これはサル山の暗黙の了解というか、掟です。
なぜならばゴロンよりも先に粉をなめたらゴロンが怒るからです。
しかしこの粉は、面白いことに二番手はまったく決まっていません。

粉を二番目になめるのは、ゴロンがもうなめ終わった、
という状況で、その場で粉を見つけサルが二番目になめます。
今日は、今年生まれたちびっ子が二番手です。


んー、おいしいおいしい。

こういうルールが継承されて、代々伝わっていくさまは、
まるで文化ですよね。
(人間以外の動物に文化があるかどうかは、難しい判断でしょうが)。

また、よくオトメちゃんが中の様子を見るために、
こうしてトビラのドアに乗り、よくドアノブに座ります。

今日はオトメちゃんとミミちゃんです。

そんな光景も、子どもたちが見て、マネをしようとします。

ボクも登りたいよー。

わー、乗りたい、乗りたい!!


そんなこんなで、ジャンプ力が鍛えられていくんですねー。
この子がオトメちゃん同様にドアノブに座る日は、そう遠くはなさそうですね。

(2010年8月22日 市川市動植物園)

タグ: オトメちゃん, ゴロン
Page 20 of 97« First...10...1819202122...304050...Last »